自転車用ヘルメットの重要性

2023年から着用の努力義務が始まった自転車ヘルメットですが、着用しなくても罰金などのペナルティがないうえ、ヘルメットを着用することで髪がつぶれるという見た目の問題が気になったり、また公共の交通機関を利用する際にヘルメットだけを持ち歩くことが面倒だと感じる人などが多く、なかなか着用率は上がっていない現状があります。
しかし、自転車に乗る際にはヘルメットは命を守る大切な安全装備です。

自転車に乗っている時に事故に遭った場合、死亡した人の65%程度は、頭部に大きなダメージを負ったことが原因という統計もあります。
しかし、ヘルメットを着用することによって、頭部をしっかり守ることができるため、死亡率を半分以下に抑えられるのです。

現在、多くのヘルメットメーカーでは、自転車用ヘルメットの開発や設計に力を入れています。
安全性を維持しながらも軽量で持ち運びやすい商品をはじめ、通気性が良くてかぶっても髪型が崩れにくい商品、またファッションと合わせておしゃれ度を高められる商品など、魅力的な商品も増えています。
今後は、ファッションの一部としてヘルメットを選ぶ時代がやってくることも考えられます。

自転車用ヘルメットの選び方

自転車用ヘルメットを選ぶ際には、いくつかのポイントを抑えることが大切です。
1つ目のポイントは安全性で、日本産業の規格JISをはじめ、製品安全協会の規格SG、EUの規格CEやアメリカ消費者製品安全委員会の規格CPSC、またJISの表示制度を認証するJCFなど、安全認証には複数があります。
これらの認証マークはヘルメットにシールとして貼られていますびで、認証マークがついたものを選ぶのが安心です。

2つ目目のポイントはサイズで、ヘルメットは形やサイズが多種多様です。
実際に着用した上でぴったりフィットするヘルメットを選ぶことで、安全に快適に着用できるでしょう。
特に海外ブランドのヘルメットを選ぶ際には、フィット感が難しいため注意が必要です。
日本人の頭は欧米人よりも幅が広いため、かぶった時におでこが当たって痛いと感じることがあるかもしれません。
欧米ブランドならアジアンフィットと明記されているヘルメットを選ぶのがおすすめです。

3つ目のポイントは通気性で、特に走行時間が長い人は頭部に汗をかきやすくなります。
ヘルメットにベンチレーションと呼ばれる穴がついたものを選ぶことで、頭部の蒸れを抑止できます。

4つ目のポイントは反射テープの有無です。
夕方から夜間にかけて走行する人は、遠方からでも自転車の存在を確認できるリアライトや反射テープなどが搭載されているヘルメットを選びましょう。
安全性がアップします。